夏も終わり段々と秋っぽくなってきましたね〜 秋は“めだかの冬支度シーズン”。水換えひとつで越冬の成功率が変わると思っております。今回は実践的に、わかりやすくこの時期の水換えについて解説していきます🐟
🍁 秋の水換えは“冬を乗り切る準備”です
気温が下がりはじめる秋。水温が20℃を切るタイミングで、めだかたちは少しずつ動きがスローになってきます。そんな時期に欠かせないのが部分換水。
水をまるごと入れ替える“全換水”とは違い、元水(もとの水)を活かしてリセットするのが秋のポイントです。
これをやっておくと、水質の安定・病気予防・冬眠中のトラブル防止につながります✨
👀 Step1:観察しながらめだかを救う
まずは観察タイム!越冬前のチェックとして、泳ぎ方・体色・ヒレの開き方などをしっかり確認します。
観察を兼ねて、網ですくって別容器に移動。その際に元水をボール1〜3杯分とっておきましょう。これはあとで水合わせに使う“元のバクテリア水”です。
別容器は日陰に置き、急な温度変化を避けてくださいね。
2つの容器ですると楽ちん👍
🧽 Step2:容器を洗うときは“微生物”を味方に!
メダカを移したら、飼育容器を掃除します。といっても、ここでゴシゴシ洗いすぎるのはNG。
底や壁面には、水をきれいに保つ微生物(バクテリアや光合成細菌)がいます。これを全部流してしまうと、水が不安定になってしまうんです。
目に見えるヘドロや汚れだけを軽く落とすくらいでOK。洗剤・熱湯は厳禁です!
💧 Step3:元水+置き水+PSBで環境をリセット
容器を洗い終えたら、取っておいた元水を戻します。そこに置き水(24時間以上汲み置いた水道水)を加えていきましょう。
うちでは、使う前に軽く泡立てて酸素を含ませるようにしています🫧。微生物が活発に動く“生きた水”を作る意識です。
最後にPSB(光合成細菌)を少量添加。10Lあたりキャップ1〜2杯が目安です。これが水の安定をぐっと早めてくれます。
🐠 Step4:秋の水合わせは10〜15分がちょうどいい
この時期の水合わせは、10〜15分かけてゆっくり行うのがベスト。夏よりも長く、冬よりは短めのイメージです。
- 別容器(元水で待機中のめだか)を用意。
- 新しい飼育水をコップ1杯ずつ、10分〜15分かけてゆっくり注ぐ。
- そのたびに1〜2分ほど休ませる。
- 15分経過したら、めだかの動きを確認して放流!
焦らず、じっくり。この10分が冬の健康を守る時間⏳
水温差やpHショックを防げば、越冬中のトラブルもグッと減ります。
🧾 まとめ:秋の“ひと手間”が冬の安定をつくる
- 換水量は全体の2〜3割でOK
- 微生物を残して軽く洗う
- 置き水+PSBで新しい水をつくる
- 水合わせは10〜15分じっくり
たったこれだけで、冬越しの成功率が大きく変わります❄️
秋の水換えは、来春の元気な泳ぎにつながる“めだかの冬支度”なんです。


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